迷い成長する主人公!INFPの登場人物・キャラクター【MBTI】

綿毛 MBTI

ENFPと同じくらい主人公が多いINFPですが、ENFP主人公はほとんどが英雄として伝説を作っていくのに対し、INFP主人公は人間くささや不器用さが目立ちます。

INFPのキャラクターは自分の望む理想を追いながらも、迷い、苦しみ、ときには絶望することもあります。しかし、一生懸命努力して壁を乗り越え成長していく姿に勇気や元気をもらえ、より感情移入してしまいます。

この記事では、性格分類テストであるMBTIにおいて、INFPタイプに分類されるキャラクターをご紹介します。

※少しネタバレを含みます。

INFPの性格は?

INFPは静かで大人しいですが、内面はとても情熱的です。自分の内面や考え、個性を大切にしており、個人的な理想に向けて行動します。自分の存在理由、幸福、世界平和など、抽象的で実用的でないことを考えています。高い理想や正義感を抱き、自身を向上させたいと思っています。短気で成果を出そうと一時的に高い集中力や行動力を発揮しますが、規則正しく習慣的な行動や単純作業が苦手なためやる気にムラがあったり、挫折感を味わうことも多々あります。

好奇心旺盛で常識や固定観念に縛られない自由な精神をしています。想像力豊かで独創性や創造性があり、オリジナルの世界観を持っています。そして、文学、哲学、心理学、芸術などに関心を持ち、芸術作品や文章で自分を表現しようとします。

親切で困っている人を放っておけない優しい性格です。少人数を好み、狭く深い関係を築きます。人の気持ちを考えすぎて悩んだり、外部から影響を受けやすいため他人の感情に共感しすぎたりして疲れ果ててしまうこともあります。人と争うことが苦手で、優柔不断で流されやすい一面があります。しかし、自分の信念や譲れない部分に対しては頑固で、決して意見を変えません。

論理的に考えたり筋道を立てて話すことが苦手で、ひらめきや直観に頼って発言したり行動したりするため、「天然」「不思議ちゃん」と言われることもあります。次から次へと考えが浮かんで常に考え事で頭がいっぱいなため、うっかりミスを連発したり、人の話を聞いていなかったりします。

INFPは非常に内省的で自罰的で、自意識過剰で自己愛が強く、感情が不安定になりやすい傾向があります。感情のコントロールが効かなくなると、生活リズムが滅茶苦茶になったり破滅的な行動を取ることがあります。そして、周囲とのつながりを絶ち自分ひとりの世界に引きこもります。

INFPタイプのキャラクター

スナフキン

スナフキンは、フィンランドの作家であるトーベヤンソン原作の「ムーミン・シリーズ」の登場人物です。

主人公・ムーミントロールの親友で、自由と音楽を愛する妖精です。縛られることや禁止されることをを何よりも嫌い、リュックひとつで旅をしています。一人孤独でいることを好み不愛想で無口ですが、心を許した人を大切に思っています。自分の世界を持って自由な生き方をするスナフキンは、ムーミンたちにとって憧れの存在でもあります。

以下のようなスナフキンの名言にはINFPらしさが溢れています。

The main thing in life is to know your own mind.

人生で大切なことは、自分の心を知ることだ。

https://meigen.club/snufkin/

It does not matter at all to have the idea that unlike people. But, it should not be forcibly pressed against the other people the idea.

人と違う意見を持っても良いが、それを人に押し付けてはいけない。

https://meigen.club/snufkin/

I can own anything on Earth, even the Earth itself, if I say it’s mine.

地球上のものはなんでも所有することができる。それがたとえ地球だったとしても、自分のものだと言えば所有することができるんだ。

https://meigen.club/snufkin/

彼の言葉はとても気持ちが楽になりますよね。自分なりの価値観を持って、自分らしい生き方を貫く彼は本当にたくましいINFPだなと思います。

ネビル・ロングボトム

ハリーポッターシリーズのキャラクターです。

物語序盤ではおとなしく自信がなさそうで、ドジをして周りからからかわれるような不器用な性格でした。また、教育熱心な祖母に逆らえないという気弱な面もありました。

しかし、規則を破って危険を冒そうとしたハリーたちを止めようとしたり、ダンブルドア軍団に進んで参加したり、ヴォルデモートに面と向かって戦いを挑んだり、正義感や情熱を内に秘めたとても勇気のある人物です。そして、忍耐力を武器に努力を重ね、悪の誘惑にも打ち勝ち、めきめきと実力をつけていきます。

占い学のシビル先生は、ヴォルデモートを倒す子どもが2人いると予言していましたが、そのうちの一人は実はネビルだったのです。ヴォルデモートを倒すにあたって重要な役割を担った彼は、裏主人公と言っても良いほど、もっとも成長を遂げた人物だと思います。

荻野 千尋

ジブリ作品「千と千尋の神隠し」の主人公です。

物語序盤、無気力で他力本願だった彼女は、ハクが助けてくれなければ消えてしまうところでした。臆病で引っ込み思案な性格ですが、勇気を出して両親のために必死に湯婆ばに頼みこみ、叱られながらも一生懸命働きます。もともと親切な性格で他人に平等に接するため、見返りなども求めずお腐れ様やカオナシにも心を込めて接客しました。それがうまくいって仕事っぷりを認められましたが、逆にカオナシには執着されることとなりました。その後はハクを助けたい一心で自ら積極的に動くようになります。

宮崎駿監督が言うには、人間は厳しい環境に置かれると、自分でも気付かなかった生きる力を発揮することができるとして千尋のような人物像を描いたそうです。最初無愛想で無表情だった千尋の顔つきは、終盤では自信に満ちた顔つきに変わり、序盤あんなに強くあたっていた登場人物たちがみんな千尋の味方になって気持ちよく送り出してくれました。この結末も、彼女の一生懸命さやまっすぐな人柄があってのことだと思います。

野比 のび太

国民的マンガ・アニメである「ドラえもん」の主人公です。INFPの性格が典型的に表れたキャラクターです。

夢見てばかりで行動が伴わない感じや、怠け者で面倒くさがりで何でもかんでもドラえもんに頼ろうとする感じがまさにINFPです。

しかし、周りの人を大切にする親切で心優しい少年です。過去に行って父親を画家にしようとする回では、父と母が結婚せず自分が消えそうになっても、父親の幸せのためなら構わないと言いました。また、劇場版などでは主人公らしい正義感や勇気を見せてくれます。

作者の藤子・F・不二雄先生はのび太のいいところを「反省するところ」「いつまでも今より良い人間になろうと努力するところ」だと言っています。また、しずかちゃんのお父さんはのび太のことを「あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。それが一番人間にとって大事なことだからね」と言っています。

怠け癖があり意志薄弱で勉強も運動もできない主人公ですが、彼ほど純粋で思いやりがあり優しさにあふれた人間はいないのではないでしょうか。

日向 ヒナタ

NARUTOの登場人物です。

穏やかで優しく、引っ込み思案な性格です。いじめられていたヒナタをナルトがかばったことがきっかけで、ナルトに憧れを抱くようになりました。しかし、子ども頃のヒナタは、片思いしているナルトをただ影から見守っているだけで、話しかけるのはおろか、話しかけられると気絶することもありました。ナルトにも「暗くて地味でウジウジしている変なヤツ」と思われてしまいます。

ヒナタは日向家の本家という名家で生まれたにも関わらず、忍としての能力に恵まれず落ちこぼれでした。分家のネジや妹のハナビにはまったく歯が立ちませんでしたが、ヒナタは弱く臆病な自分を変えたい、ナルトのようになりたいと諦めずに必死に努力し、実力的も精神的にも成長を遂げます。ナルトをかばって、敵うはずのない強敵であるペインに戦いを挑むシーンはとても印象に残っています。

物語が始まった当初、ナルトが結婚するのはサクラではなくヒナタだと予想できた人はいるのでしょうか。しかし、今となっては納得がいきます。里で迫害をされた時期も、九尾の妖狐が封印されていると分かったときも、最後まで一途にナルトを見つめ続けていたのはヒナタでした。火影になる夢をかなえたナルトのように、ヒナタも「ずっとナルトの横にいたい」という夢をかなえます。

金木 研

「東京喰種」の主人公です。

成績優秀で頭が良く、優しく物静かな文学少年です。いつも一人で本を読んでおり、彼が唯一心を開いているのは親友のヒデだけでした。恋心を抱いていたリゼを遠目に見るため喫茶店に通っていたことにより運命が大きく変わります。

不器用で真面目すぎる性格で、人間関係を築くことが得意ではありません。しかし、一度心を開いた相手のことを自分の命よりも大切にし、自分を犠牲にしてでもその人たちを守ろうとします。彼の自己犠牲的な優しさは幼少期の経験から来ています。敵に対してどんなに力が及ばないと分かっていても動かずにはいられず、危機に陥った際に能力が覚醒します。そして、彼は自分が力を得ることで大切な人を守ろうと、あえて孤独で苦しい道を選びます。

一度決めたら誰の意見にも耳を貸さない頑固な部分があります。誰にも助けを求めず一人突っ走って傷ついた結果、精神が崩壊して自分を見失うことにもなりました。また、喰種と人間の中間にいる金木は、争うことをやめてお互いが共生できる道を探すという理想を抱いていました。そんなことは不可能だと誰にも理解されませんでしたが、彼は最後まで諦めませんでした。いつも孤独だった金木は、最後には居場所を手にします。

作中、ここまでMBTIがコロコロ変わった登場人物はいるでしょうか。死ぬよりも辛い目にあい、苦しみ、別人というレベルで成長を遂げたINFPもいるのでしょうか。大切な人を思う気持ちや理想に対する気持ちが強ければ限界などないのだと気付かせてくれます。

アルフォンス・エルリック

「鋼の錬金術師」の主人公の一人です。大陸暦1900年生まれの14歳で錬金術師です。10歳のときに体を失い鎧の姿となりました。

素直で穏やかな性格で、怒りっぽく人とすぐぶつかる兄・エドワードのフォロー役です。エドとは違って物腰柔らかな態度で、敵であろうと誠意を持って接するため、敵味方関係なく誰とでも打ち解けることができます。また、末っ子らしく無邪気で子どもらしい面があるため大人たちから可愛がられます。エドよりも早い段階で恋愛に興味を抱いており、たびたび女性に好意を向けられるモテ男です。

自分の意見を絶対曲げない頑固な部分もあり、兄と意見が合わずよくケンカします。また、騙されやすく敵の言葉を信じてしまったことによって、自身の不安定な存在について思い悩みました。その悩みを打ち明けることができず、勝手な被害妄想をした結果、情緒不安定に陥ることもありました。

INFPにしては外交的でコミュニケーション能力が高く、前向きで情緒が安定している方だと思います。(INFP‐Aかも?)しかし、捨て猫を拾ってこっそり飼ってしまうような性格は、INFPの人なら共感できるはず…。

藤原 佐為

「ヒカルの碁」の登場人物です。

平安時代に活躍した囲碁の天才であり、主人公・進藤ヒカルにとりついた幽霊です。一応性別は男性らしいですが、中性的な容姿をしているため性別不詳です。

碁が大好きで、碁において天才的な強さを発揮します。普段は穏やかで温厚ですが、囲碁のこととなると突然自己中心的でわがままになります。

人の感情に共感しやすく、姿は見えなくとも落ち込む相手に優しく声をかけて寄り添ったり、思い悩むヒカルを元気づけたりします。普段は友達のようにヒカルに接しますが、時には兄弟や先生のように、ヒカルたちの成長をこっそりと見守っています。

感情が隠せないタイプで感情の浮き沈みも激しめです。好奇心も旺盛で、ヒカルと一緒に楽しくはしゃいだり、慌てておどおどしたりしています。不安を感じると途端に余裕がなくなり、人にきつくあたってしまいます。そして、その悩みをうまく説明できず、ひとりで抱え込んでしまうところはまさにINFPです。

こんなに感情豊かで優しくてかわいい幽霊はいるでしょうか。キャラクター人気投票でも主人公を差し置いて、いつも1位か2位という人気っぷりでした。可愛さ、美しさ、かっこよさ、実力、ギャップ…などすべてを兼ね備えた幽霊です。

天喰 環

「僕のヒーローアカデミア」の登場人物です。

デクたちの先輩で、雄英高校のビッグ3として確かな実力を持ちます。しかし、内向的でシャイな性格で、極度のコミュ障かつ人見知りでもあるため、いつも壁に向かって話します。

気が弱く、ネガティブ思考でもあり、太陽のような存在の親友のミリオに憧れています。そんなミリオに負けないという気持ちから、「サンイーター」というヒーローネームをつけました。

普段は気弱なのに、実は戦うと強いというギャップが魅力的な、応援したくなるようなキャラクターです。

碇 シンジ

野比のび太と同じくらい、典型的INFPとして知られているキャラクターです。「逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ…」という誰もが知っている名言は、INFPの方なら人生で何度も言い聞かせてきたと思います。

シンジの人物像は無気力な現代人をモデルにして作られています。彼は傷つくことを恐れて人付き合いを避けつつも、心の底では愛されたい、認められたいと強く願っています。

そんなシンジは、傷つき、ときには人とぶつかりながらも成長していきます。そして、その苦悩のなかで、自分の存在意義を見出し、自分だけでなく他人のために戦うことを選びます。

彼の人間的な弱い部分に共感しながらも、逃げずに立ち向かう勇気をもらえるキャラクターです。

甘露寺 蜜璃

「鬼滅の刃」の登場人物です。恋柱の甘露寺は、明るく優しく恥ずかしがり屋な女の子です。人の良いところを見つけるのが得意で、いかつい隊員たちのかわいい部分を見つけては一人で胸キュンしています。実は人並み外れた筋力の持ち主であり、柱としての高い実力を持っています。

「愛し、愛されたい」という気持ちが人一倍強く、本当の愛の形を追求するために人生を費やし命をかけます。鬼殺隊に入った理由が「結婚相手を見つけるため」だと言っており、説明が苦手で論理がぶっとんでいるのもINFPの特徴に当てはまります。そして、人前は物静かな方でも、心の声がめちゃくちゃデカいという点がINFPの方なら共感できると思います。

彼女は普通の家庭で幸せに育ちましたが、婚約が破談となり、普通の女の子と違う自分に自信が持てずにいました。彼女の個性が認められ、自分らしくいることができる自分の居場所として鬼殺隊を大切に思っています。

素直でまっすぐ、そして、心があたたかく優しい人だからこそ、不幸な生い立ちに苦しんでいた伊黒小芭内は彼女に救われ惹かれたのでしょう。

まとめ

いかがでしたか?物語に登場するINFPのキャラクターと、彼らの性格をご紹介しました。

臆病で気弱、怠け者、自己中心的でわがままといったマイナス面が目立つこともありますが、心優しさや勇気、努力する姿勢など見習いたい部分がたくさんあります。

INFPキャラクターがいれば、今後も追加していきたいと思います!

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