デイジーはひどい?映画「華麗なるギャッツビー」のあらすじ・ネタバレ・感想

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「華麗なるギャッツビー」のあらすじ、ネタバレ

「華麗なるギャッツビー」は、1925年に出版されたスコット・フィッツジェラルドさんの著書「グレート・ギャッツビー」が原作の映画です。1974年に映画化され、2013年にレオナルド・ディカプリオ主演でリメイクされました。

1920年代のアメリカが舞台です。物語は、主人公のニックという青年が心療内科を訪れ、医師にギャッツビーにまつわる過去を打ち明けるところから始まります。

主人公ニックは仕事でニューヨーク郊外のロングアイランドへ引っ越してきます。ニックは過去に小説家を志していましたが、今は証券マンをしています。隣には城のような豪邸があり、毎週人が集まり華やかなパーティーが開かれていました。その豪邸に住むのは大金持ちのギャッツビーという男でした。しかし、誰もギャッツビーの素顔を知らず、主人公も実際に彼を見たことはありませんでした。

主人公にはトムというエール大学時代からの友人がいました。そして、トムの妻であるデイジーとは、いとこです。ニックはトムに連れられてニューヨークへ行き、そこでトムが実は不倫をしていることを知ってしまいます。

ある日、ニックのもとに彼の屋敷で開催されているパーティーの招待状が届きます。差出人はギャッツビーで、パーティーのときに二人は対面を果たします。

二人は仲良くなっていきますが、ある日ギャッツビーがデイジーを紹介してほしいと言います。実は、デイジーとギャッツビーは、もともと恋人同士でした。ギャッツビーは結婚を考えていましたが、軍隊に入っている間に、デイジーは結婚してしまいました。

ギャッツビーは彼女との結婚をあきらめておらず、城のような豪邸や夜な夜な開かれるパーティーも、主人公に招待状を送ったのも、デイジーに気付いてもらい、再会するためだったと言います。

ギャッツビーとかなり仲良くなっていた主人公は、デイジーとの再会のチャンスを与えます。デイジーは夫の不倫にも気づいており、夫婦関係はうまくいっていませんでした。そして、ギャッツビーとデイジーは徐々に距離を縮めていきます。

しかし、トムが妻とギャッツビーの関係に気付き、ギャッツビーがどうやって富を得たのかを探り始めます。そして、悲劇を引き起こします。

「華麗なるギャッツビー」を鑑賞しての感想【ネタバレあり】

最初の印象は、仕事で大成功したお金持ちが転落していく盛者必衰の物語かと思っていましたが
(あながち間違いではない)、まさかの友情物語でした。良い意味で期待を裏切られました。

映画「華麗なるギャッツビー」の魅力について、3点あげます。

華やかな舞台美術、演出、ファッション

ただただ映像が美しかった。どのシーンを切り取っても絵になります。

ファッションも見てみて飽きない!ミュウミュウやプラダ、ティファニーが提供しているみたいです。

女性側だけではなく、男性側のファッションにも時代があらわれていて面白いなと思いました。ギャッツビーの来ていたピンクのスーツや金のネクタイは、いかにもお金持ちと言った感じで当時評判が悪かったみたいですね。

デイジーの個性的なショートカットがとても似合っていて可愛かった。

時代背景を学んで、もう一度見返したいくらい、しっかりと凝った作りになっています。

お金や成功で、愛情や友情は手に入らない

お金を持ってようが、成功してようが、美しくて魅力的だろうが、結局は内面がすべてなんだなと思い知らされるような作品でした。

ギャッツビーの原動力は、貧しい環境で育ったという劣等感でもありました。お金よりも愛に生き、一途にデイジーを思う気持ちは素敵だけれど、裕福な家庭で育ち手の届かない世界にいた彼女を手に入れることは、彼が劣等感から逃れる手段のひとつではなかったのではないでしょうか。

特に印象的だったのは、主人公ニック以外、誰一人として来ない葬式のシーン。パーティーには大勢の人が来て騒いでいたシーンとは対照的に、がらんとしたお葬式でニックがひとりギャッツビーを追悼するシーンは本当に悲しかった。そして、デイジーは現れず、電話にも出ない。

ギャッツビーを心から大切に思っていたのは、友達である主人公だけだったのです。

ギャッツビーにはデイジーしか見えていなかったけれど、本当に自分を大事に思ってくれている存在(主人公)に気づいて、友情を育んで孤独を癒すことができたら、もう少し幸せだったんじゃないかなと思いました。

そして、他人の家庭を壊してまでデイジーひとりにこだわらず、新しい人間関係を築いていれば、もっと素敵な女性に出会えたんじゃないかなと思います。

魔性の女?デイジー

お花いっぱいのニックの部屋でデイジーと再開するシーンのギャッツビー、かわいすぎません?

今となれば、このときが一番幸せだった、ここで止まっていれば…と思わずにはいられません。

ギャッツビーは最初は謎のお金持ちで、何を考えているのか分からない人物でした。実際は、愛に生きる純粋な田舎者の青年で、ただまっすぐすぎるだけの男性でした。主人公もそのことに気付いて、好感を持ち、そのうえでギャッツビーのことを手助けしたいと思ったのかもしれません。

ギャッツビーがデイジーといい感じになり始めてから狂っていく様子が、破滅へと向かっていくようで不穏でした。ギャッツビーの富は禁止されている密売の酒で稼いだもので、ばれたら終わりの砂の城だったわけですが、そこまでリスクを冒してでもデイジーを手に入れたかったのです。

そしてようやくデイジーを手に入れられると思った矢先、デイジーは事故でトムの愛人を死なせてしまい、トムの嘘でギャツビーを逆恨みした愛人の夫によって命を落としてしまいます。

その後、デイジーは無言を貫き、ギャッツビーは汚名を着せられたままお葬式が執り行われます。

衝撃的だったのが、最後の最後でトムとデイジーの子供がでてきたシーン。

「子どもいたんかい!!」と全視聴者が思ったと思います。

デイジーはお嬢様育ちということもあって庇護欲をくすぐられるような可愛さがありました。そして、自分の意思をはっきりと示さず、思わせぶりな態度を取っておいてあっさり裏切る、したたかな面もありました。

まったくもって子どもがいるような女性には見えませんでした。最後の最後で意外性を狙ったのでしょうか。

しかし、子どもがいるなら、なおさら不倫はだめでしょう。ニックも友達なら、トムやギャッツビーを止めてあげないといけないですよね。(求めすぎだ。的なことは言ってましたが)

自分は不倫しておきながら、妻が自分から離れることが許せないトムも、人を不幸にしてでも欲しいものを手に入れたかったギャッツビーも、流されやすくずっと空気のようだった主人公も、全員が招いてしまった悲劇だったのでしょう。

そして、結論はこれに限るでしょう。

結論:デイジー、ひどい。

魔性の女も何も、ただのひどいやつです。

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まとめ

この作品は、人生の教訓になるようなメッセージ性があり、心を揺さぶるヒューマンドラマになっています。また、映像や演出にこだわった作品なので、時代背景、ファッション、音楽なども楽しめること間違いないです!

気になる方は、ぜひ鑑賞してみてください。

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