ニートにかけるべき言葉ランキング・ベスト3

青い空 心を整える

こんにちは!社会人になってから2年間引きこもっていた28歳元ニートです!

この記事では、私がニートだった期間に、親や友人から言われて気持ちが楽になった、元気をもらえた言葉をご紹介します。

ニートの兄弟やお子さんを持つ方にとっては、どう接していいのか、どうすれば社会復帰してくれるのか、悩んでいる方は多いと思います。自分の経験から、そういう方のお役に立てれば幸いです!

ニートはなぜニートなのか

私は社会人になってから、激務やパワハラなどの人間関係によって、適応障害やうつ病、自律神経失調症を患い、トータルで約2年ほどニートだった期間がありました。

ニートになった理由としては、一般的に以下のような理由が挙げられます。

  • 過去に味わった恐怖や苦しみ、失敗の経験から、働くのが怖くなってしまったこと
  • 新しい職場や人間関係への恐怖
  • 過労やストレスによる心身の不調
  • 過去の失敗から自分の適職が分からなくなり、職場選びに慎重になりすぎていること
  • 体調やメンタルが安定せず、仕事をする自信がないこと
  • 将来やりたいことや計画があり、時間があるうちに色々準備したいと考えている(職業の幅を広げるため職業訓練に通っていたり、公務員試験や司法試験など、資格勉強をしている人が多い印象)
  • 雇用保険を受給中(自己都合での退職の場合、退職して3か月後に受給でき、就職活動をしながら3か月受け取ることができます)
  • うつ病、統合失調症、自律神経失調症、ヘルニア、アトピーなどの病気で働ける体調ではない
  • アスペルガー症候群、ADHDなど発達障害による仕事やコミュニケーションの問題(グレーゾーンの方は特に)
  • 最初は就職するつもりだったが、ニートは楽なので休んでいるうちに重い腰が上げられなくなった
  • 失恋によるメンタル不調(失恋でうつ病になる方、かなりいらっしゃいます)

ニートは自由で気楽に見えますが、ニートにしか分からない以下のような苦悩もあります。

  • 少しずつ減っていく貯金
  • 遊ぶことへの罪悪感
  • 親のすねをかじる罪悪感
  • 親・兄弟・友人・親戚からの痛い視線
  • 自分への失望と自己否定
  • 周囲の人と比較し、焦る
  • 現状が辛いのに、怖くて何もできない負のループ

世の中の働いている人や結婚して家庭がある人がまぶしくて仕方がないし、自分は役立たずで無価値な人間に思えてきます。そんな自分が惨めで情けなくて、いっそ消えてしまいたいと希死観念にとらわれることもありました。

ニートの心は繊細です。悪気はなくとも何気ない一言でガラスのハートがパリンと割れます。そして、ニートが社会復帰するには前向きな気持ちと勇気が必要で、新しい環境に慣れるまで相当なストレスがかかります。その負担は、宇宙へ行って地球に戻った時に感じる重力並みではないでしょうか。(宇宙行ったことありませんが)

そのため、思いやりのある言葉は気持ちを軽くしてくれて、本当にありがたいものでした。逆に、軽はずみな言葉ひとつで、再び感情が不安定になり引きこもり始めることもあります。

ニートが実際に言われて社会復帰しようと思えた言葉ランキング

3位「焦らなくてもいい」

ニート初期の人間には心に沁みる一言です。

焦ってもろくなことありません。私がそうだったように、急いで仕事を探した結果、誰でも入れるようなブラック会社に入社し、またニートに戻ることもあり得ます。

そして、人間は天邪鬼なので「今すぐ働け!」と言われると働きたくなくなります。心の傷が癒えていないニートに「働け!」「早く仕事を見つけろ!」と強めに言うと、怒って自暴自棄になるか、やる気をなくしさらに引きこもる場合もあります。ハートがガラスなので。

ただ、傷が癒えて意欲が湧いてきたものの、何をしていいのか分からないニートの背中を押してくれるのはありがたいことです。私自身も、親がさりげなく私が望みそうな仕事の求人を見つけてくれたりしたときは、普通にありがたかったです。アルバイトでしたが、社会復帰するきっかけになりました。

また、マツコデラックスさんはニートだった時期に、お金を持たされて家から追い出されたことがあるそうです。結果、今のマツコさんがあるわけですが、メンタル不調真っ最中に「働け!」と言って追い出すことはむしろマイナスだとも思います。

ニートをさりげなく観察することが大切です。タイミングや言い方には十分気を付けて、慎重になって切り出す必要があります。

2位「好きなことをやれ」

どんなに優秀な人間でも、好きなことを仕事にするのは難しい。そんなことはニートにもわかっています。好きなことをやるということは、ときに安定を選ぶよりも苦しい道となるため、無責任な言葉だという感じることもあります。

私自身もニート時代、ライターになってフリーランスで生活したい!と思っていた時期がありました。結局お金は稼げず挫折しましたが、現実を受け入れちゃんと就職しようと思うきっかけになりました。それでも、ニートになるくらいなら、好きなことを思いっきりやった方が良いと思います。

そして、見守る側として大切なのは、本人の意志や選択を尊重し、応援しているという温かい気持ちを示すことです。過大な期待はせず、勝手にすれば良いと見放しもしない。この加減が難しいところですが、過保護や放任主義ではニートはますます引きこもります。期待と放任の中立を行くことが大切です。

また、ニートの中には、親や世間体、メディアの言葉によって混乱し、結局何がしたいのかよくわからない人は多いと思います。好きなことではなく現実的な選択をしたとしても、自分の進む道は本人が決めるべきです。「自分で選択し、自分の人生を生きる」ことで自分の人生に責任を持てるようになると思います。

1位「人生なんとでもなる」

もしダメだったとしても、まずは働いてみよう、軽い気持ちでやってみよう!そんな気にさせてくれる言葉です。

ニートは将来がとにかく不安です。その不安がますますメンタルを不安定にさせ、社会復帰からますます遠のきます。

この先一人なったら…。死んでもだれも気づいてくれなかったら…。兄弟に迷惑をかけたら…。就職してまたブラック企業だったら…。また人間関係がうまくいかなかったら…。

ニートはネガティブな方向へ考えてしまい、心配が絶えません。そんなときに、「いつまで無職でいるつもりだ!!」などと不安をあおられると、ちょっとうつ気味のニートなら「もう死ぬしかない」となってしまいます。

「人生なんとでもなる」という言葉は実際に私が父から言われて、とても心が軽くなった言葉です。他にも、「墓参りと初詣をするだけで人生うまくいく」「大器晩成型だから焦るな」「せっかく能力があるのにもったいない」(根拠はありません)みたいなことを言ってたと思います。うまくいっているときは悲観主義も大切ですが、弱っているときは父親の滅茶苦茶な楽観主義にとても助けられました。

ぜひニートの方にはポジティブな言葉をかけてあげてください。楽観的な言葉をかけて、自己肯定感を高めてあげてください。自然豊かな場所や南の温かい地域など、ポジティブな気分になる場所へ連れ出してあげるのも効果ありです。少しでも動いてみようかなという気持ちになると思います。

まずは動かなければ、問題は解決しません。動いてみて失敗だったとしても、そこから教訓を得ることができます。楽観主義は行動するための精神的な負担を取り除いてくれます。

ニートに言ってはいけない言葉

働け!

大学生の弟に言われてカチンと来ました。ニートは余裕の無さにより、怒りの沸点低めになります。

元気そうなのに、なぜ働けないの?

元気だから働けるのなら、ニートにはなりません。言われた瞬間、なぜか泣きそうになりました。

あなただけじゃなく、みんな苦労している

母がこの言葉をよく言っています。励ましのつもりで言ってくれているのかもしれませんが、だからと言って苦しんでいるのには変わりないし、みんなと同じようにできない自分はほんと生きる価値ない…とさらに落ち込みました。

自分が若い頃は…(うんぬんかんぬん)

昔はめちゃくちゃ大変だったんだろうなあ…と同情しますが、働く元気は出ません。むしろ、パワハラ上司を思い出して落ち込みます。

まとめ

自分が実際に言われて元気が出た!社会復帰するきっかけになった!と思う言葉をご紹介しました。逆にますます落ち込んで引きこもったと思う言葉もご紹介しました。

ニートは恐怖や怒りで脅してこそ社会復帰できる!という意見もものすごくわかります。罰ほど人を動かせるものはないと思うし、私も怒られたり自分を追い込んだりして成長できた部分もあるからです。

しかし、個人的にはニートにはあたたかい環境や言葉が必要だと思っています。きれいごとかもしれませんが、働かない人はただ働きたくないだけでなく、他のことで悩んでいたり「苦しんでいる!」というSOSのサインだと思うからです。

ニートのご兄弟、お子様がいらっしゃる方の助けになれると幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました