【心配性が辛い方へ】不安、緊張を和らげる4つの方法

こころの健康

不安や緊張の原因

心配性という性格は、後天的なものだけでなく、先天的な脳の働きが関係しています。直観的な感覚を司る右脳が発達している人は、論理的に考えるための左脳が発達している人よりも不安になりやすいという特徴があるそうです。

自分はこんなに悩んでいるのに…左脳派の人の方が羨ましい、と思う方もいるかもしれませんが、右脳派の方にもメリットはたくさんあります。不安になりやすい人は、想像力が豊かで、抽象的なことを考えることに優れています。また、共感能力が高かったり、言語能力が高かったり、文章能力が高かったり、美的感覚に優れていたり。それが人間関係や仕事で無意識にうちに役立っているはずです。

そもそも、危険を予測し回避するためには、不安や緊張は大切なものです。その能力がなかったら、その場しのぎで楽な方へ流されて生きることになりますし、人間関係を築いたり、努力したり、安全に暮らすためには必須の能力です。

しかし、不安が強すぎてつらい、苦しい、もっと楽に生きることができたら、と思う方も多いと思います。自分の個性を否定せずに不安を味方につけることで、仕事や生活がもっと楽になるはずです。

今回は、不安になったり緊張しやすい人に向けて、不安・心配を和らげる方法を紹介します。

不安・心配を和らげる方法

姿勢を正し、深く長い呼吸をする

不安にならないようにするには、まずは形から入ることが大切です。リラックスしていて、余裕のあるふりをします。感情が態度を決めるのではなく、態度が感情を決めるからです。

不安な人の態度としては、背中が丸まっていて、びくびくおどおどしていて、声が小さくて、表情も硬い。そのような姿が思い浮かぶと思います。

あえて、その逆をしてみてください。背筋を伸ばし、できるだけ笑顔で過ごし、はきはきと喋る。これだけでも、大きな効果があるはずです。気を張りすぎて疲れてしまわない程度で大丈夫です。

呼吸は特に大切です。姿勢が悪いと呼吸が浅くなり、血液中が酸素が減っていくので、疲れやすくなったり、余計に不安が強くなっていきます。

鼻から息を吸い込み、ゆっくりと腹式呼吸をすることが大切です。吐くときは吸うときの2倍の時間をかけてください。このように呼吸をすることで、副交感神経が優位になってリラックス状態になり、不安を感じにくくなります。

不安を紙に書きだす、人に話す

心は不安で押しつぶされそうなのに、頭の中の不安は漠然としていて、一体なにが不安なのか自分でもよく分からなかったりしませんか?

そんなときは、とにかく何でも紙に書きだすことが重要です。今の自分の気持ち、不安に感じていることをすべて書き出して言語化してみてください。漠然とした不安を言語化し、頭を整理することで、解決策が浮かびやすくなります。そして、不安の種が発見できると、かなり心が楽になるはずです。

人に話すことも良いでしょう。ただし、注意点があります。話す人を選ぶようにしてください。できれば、カウンセラーや臨床心理士など、話を聞く専門家に話すのが良いです。家族や友人に話すにしても、自分の信頼できる人にしてください。言葉を引き出すのがうまい人や、人の話を遮らない人、論理的で本質を掴むのがうまい人、考えの否定や押し付けから入らない人などが望ましいです。自分ひとりで抱え込まず、人の意見を取り入れることで、うまく不安を解消できたり、新しい解決策が見つかったりするはずです。

「妄想」を辞める

『周りに自分は悪く思われているに違いない』『自分の将来は暗いはずだ』『きっとうまくいかない』

こういった不安は、すべて自分の想像が作り出していると気づいていますか?実際にそうなると確かめたわけでもなければ、実際にそうなったわけでもありません。

被害妄想のような過度な不安は、努力する前に行動を辞めてしまったり、人間関係に疲れ切ってしまう原因にもなります。こういったことが癖になっている場合は、無意識に妄想をしていることを自覚し、何も考えずに、目の前のやるべきことに意識を集中させましょう。

どうしても不安がぬぐえないときは、紙に書きだして思考を整理し、事実と想像をしっかりと分けるようにしてみてください。また、呼吸に意識を向けて何も考えずに瞑想することも効果があります。そして、豊かな想像力を使って、今度どうやって危険を回避するか、対策を考えて行動してみてください。

とにかく行動してみる

不安になるということは、思考停止しているということです。その不安をどのように解消するかをいつも考えるようにしてください。

また、知識がないから、経験不足だから不安になる、という場合もあります。分からないことがあるなら調べてみたり人に話を聞くなどして、情報を集めましょう。そして、後先考えずに、まずはとびこんでみることも時には必要です。

行動を起こすことが怖いのであれば、スモールステップを意識してみてください。スモールステップとは、お金も労力もかけずに本当に小さなことから始めて、大丈夫であれば少しずつ段階を進めることを言います。

例えば、今の仕事はお給料は安いし、スキル不足で将来が心配、という不安があったとします。その場合は、他の業界の人の話を聞くところから始めます。YouTubeやブログなどで大丈夫です。ある程度分かったら、必要な勉強を始めます。参考書を1冊だけ買ってそれだけ勉強してみましょう。ある程度知識がついてから、お金を出して学校に通ったり、転職活動を始めたり、仕事を辞めたりといったアクションをとるようにしてみてください。こうすることで、時間とお金のロスや挫折を防げます。

不安に思う暇がないくらい、まずは行動してみてください。継続していると、「あの時なぜあんなに不安だったのだろう?」と思う日がいつか来るはずです。

まとめ

何をするにしても、不安や緊張をコントロールし、目の前のことに集中して前進できる人が結果を出すことができます。不安になればなるほど、自分のやるべきことに集中できなくなり、負のループに陥りやすくなります。

不安になりやすい、緊張しやすいという人は、まずは深呼吸をすることから始めてみましょう。そして、漠然とした不安を抱えたままでいるのではなく、思考を整理し、なにか行動を取るようにしましょう。何かに夢中になることで、いつの間にか不安だったことを忘れているはずです。

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