わけもなく涙が出る、朝起きれない原因と対処法

ストレスに苦しむ人 心を整える

以下のような症状がある方は適応障害を発症している可能性があります。

  • 理由もなく涙がでる
  • 朝起きれない
  • 遅刻が増えた
  • 仕事に集中できない
  • 寝付きが悪い
  • 頭痛や吐き気、腹痛がする

適応障害とは?

環境に適応できないときに発症する病気です。学生の方は入学、転校、受験期、社会人の方であれば、入社後、転職、異動後に多く発症します。

適応障害は誰でもかかる、とても身近な病気です。出勤前や仕事中、精神と身体の両方に症状が現れます。休日や遊んでいるときは症状が落ち着くという特徴があります。

適応障害の原因

環境の変化から来るストレスが原因です。また、睡眠不足、長く続く不安や緊張、過労などから、自律神経失調症やうつ病などに移行することがあります。

また、真面目で責任感が強い方、自分に厳しい方、不安が強く被害妄想の癖がある方など、適応障害を発症しやすい傾向にあります。

適応障害の症状

適応障害の症状としては、以下のような症状があります。

初期

  • 寝つきが悪い、不安で眠れない
  • 仕事や勉強に集中できない
  • 仕事中など、突然涙が出そうになる
  • ぼんやりすることが増え、ミスや失敗が増える
  • イライラして攻撃的になったり、ネガティブな考えに取りつかれる
  • すぐに疲れる、帰宅すると無気力状態になる
  • 頭痛や腹痛がする

発症後

  • 朝起きられない
  • 遅刻や無断欠勤が増える
  • 通勤途中や職場で強い緊張や不安を感じる
  • 手が震えたり、動悸がしたり、吐き気がする
  • パニックになり、モノを投げたり壊したりする
  • 強い希死観念にとらわれる
  • 食欲がなく体重が減った
  • お酒や味の濃いジャンクフードなど、暴飲暴食を繰り返す
  • 自傷行為をする

以上のような症状があると、適応障害かもしれません。そのまま放置するとうつ病を発症することもあるため、仕事を休み病院へ行くなど、早めに対策しましょう。

適応障害かも、そう思ったら取るべき行動

仕事を休む

適応障害になったら、環境から一度離れることである程度症状が落ち着きます。

仕事を休むにも勇気が要りますが、遅刻や無断欠勤をしたり、自傷行為に発展したりして手遅れになる前に、早めに上司に相談して、引継ぎなどをする余裕を残してから休職することをお勧めします。

適応障害やうつ病は、心が弱いからなるわけではなく、誰にでもなる病気です。他人からの目を気にせず、わがままになって休むことを選びましょう

私自身も2度適応障害にかかりました。同じ職場の同僚も何人か適応障害になり、休職し復帰する人もいましたが、そのまま辞めていく人もいました。

私はなかなか休むといいだせずに、1か月ほど、遅刻や欠席を繰り返し、職場に迷惑をかけました。そうなる前に事情を説明して、診断書をもらい休ませてもらうのが、自分や周囲にとって一番よい方法です。

ちゃんと休職届を出して会社で手続きをすると傷病手当金が出るため、生活に必要なお金は毎月入ってくるので安心して休職しましょう。

病院へ行く

仕事を休職するためには診断書が必要です。診断書は心療内科や、精神科のある病院へ行って書いてもらってください。症状を伝えるだけですぐに書いてくれます。

内科では診断書を書いてもらえず、診察料と紹介料だけかかるので注意しましょう。

心療内科では薬の処方や診断書を書くことはしてくれますが、心のケアまではしてくれないことがほとんどです。休めば治るとしか言ってくれないと思います。

心が弱っているときにあっさりとした対応だと余計に傷ついたり、悩みを話せる相手を求めていたのに期待外れだと感じるかもしれません。

そういう時は、保険はききませんが、カウンセリングルームや、臨床心理士のいる相談所など、話を聞いてもらえる専門家を探すことをお勧めします。

(※心の弱みに付け込むようなあやしい業者には注意してください)

適応障害から社会復帰する方法

よく食べて、よく寝る

私の場合、仕事を休職してから1日20時間くらい寝続けました。最初は寝て寝ても眠く、症状が落ち着くと8時間で済むようになりました。それまでは睡眠を削っていたり、不規則な生活をしていたため、睡眠不足の怖さを痛感し、自分自身に必要な睡眠時間を把握できました。

ストレスが溜まっていた時は、外食をすることが多く、塩辛いものや激辛のものを好んで食べていました。また、甘いものを食べてストレスを発散するということもしていました。

そういった食生活をあらため、自炊して野菜、肉、魚、豆類など、栄養のあるものを食べるようにしました。女性は特に鉄分が不足すると精神状態が不安定になります。私も鉄分のサプリメントを飲み始めました。

好きなことをする

一度仕事のことを忘れて、仕事が忙しくてできなかったことを全部やりました。

家にいるといろいろ考えてしまうので、カフェで読書したり、友達と食事をしたり、スーパー銭湯へ行ってのんびりしたり、ジムへ行って走ったり筋トレしたりしました。

散歩するなど、体を動かす

体を動かすことはストレス解消にはとても効果的だったように思います。ジムに行かなくても、家で筋トレしたり、近所を散歩したり、旅行に出かけて知らない街をただ歩いたりするだけでかなり心が回復します。

規則正しい生活を送る

規則正しい生活は何よりも大切です。

私自身、休職した後も昼間は元気でも、夜はいろんな不安が押し寄せてきて、結局眠れず朝方になってやっと眠れるといった感じでした。夜は早めに寝て、休みでも朝はちゃんと起きるだけでかなり心が安定してきます。この習慣を作っておくだけで、楽に仕事に復帰することができます。

人と話す

家に引きこもると考えが狭く内向きになり、ネガティブな考えにとりつかれます。できるだけ外出し、社会と関わるようにすることで、こんな考え方もあるのかと気持ちが楽になります。信頼できる友人などと過ごすことで、自然に元気が出てきます。

私もできるだけ家に引きこもらず、友人の家に泊まるなどしていたため、かなり回復が早かったように思います。

自分自身と向き合う

適応障害になるということは、どこかで無理をしていたり、我慢しすぎたり、無意識に自分を追い詰めていたりしていたはずです。人間関係が原因であれば、人とのかかわり方を改めたり、職場を変わったりなど対策が必要です。

少し楽になってきたときで構わないので、自分自身を分析してみましょう。日記を書くのも良い方法です。

いきなり頑張らない

少し休むととても元気になり、もう治った!と勘違いすることがあります。感情には波があるため、無理をするとまた症状が悪化することがあります。

私の場合、3か月で復帰しましたが、その後また元の状態に戻り、すぐに仕事を辞めてしまったため、できれば4か月~半年、症状がひどい場合は1年間は休むことをオススメします。

仕事を復帰した後は何事もスモールステップで、最初は出社できただけでもすごいと思うようにしてください。そして、雑用でもなんでも、これならできそうという仕事だけをしてください。

まとめ

新入社員の方や、転職した方など、適応障害にかかってしまう方は少なくありません。また、責任感の強い真面目な方にも多い病気です。

しっかりと休養し、無理しないようにするだけでも必ず良くなりますので、気長に治していきましょう。

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